■ 活動レポート2013年後半


■ TAMAアンサンブルフェスタ 2013.12.27

多摩音楽振興会の主催による“第22回TAMAアンサンブルフェスタ”が12月26、27の両日、いちょうホールで開催されました。八王子市、市教委などの 後援によるものです。大小両ホールを使って2日間とも終日行い、初日の中学の部は173、2日目の高校の部は144の演奏が行われました。審査員による審 査で中学、高校の両方とも最優秀賞、優秀賞、特別賞、八王子市長賞などが授与されます。

 

今年の最優秀賞は中学、高校とも八王子市外の学校でしたが、これだ けの規模の音楽イベントはそうそうないのではないでしょうか。八王子市民の一人として、本当に嬉しいです。例年のことですが、年の瀬も押し迫った中、吹奏 楽好きの生徒さんたちで溢れ、いちょうホールは熱気に包まれていました。

 

 

 

■ 市内高等学校吹奏楽フェスティバル 2013.12.23

第 28回八王子市内高等学校吹奏楽フェスティバルが12月23日、オリンパスホールで開催されました。八王子市内高等学校吹奏楽連絡協議会の主催、市教育委 員会の共催です。今年のテーマは「太陽の街 八王子 冬空に響く 輝くサウンド」。高校は17校の演奏があり、ほかに高校合同バンド、中学校合同バンド、 さらに市立清水小ブラスバンド部の演奏と全20のプログラムで構成されていました。皆さん大変力強い演奏でした。クリスマス直前ということもあり、サンタ のコスチュームを取り入れたバンドも。どうも出場者はホールの1階部分に入らないようにしているようでしたが、1階はほぼ満席でした。ちょうどガスパール カサド国際チェロコンクールを終えたばかりでもあり、音楽によるまち作りを標榜する本市における、こうした取り組みをしっかり応援していきたいと考えてい ます。

 

 

 

■ 街宣カーで街頭演説 2013.12.21

  八王子総支部街宣カーを使い、美濃部市議とともにみなみ野、南大沢、堀之内の3カ所で街頭演説を行いました。消費税率 10%時の軽減税率導入決定、大地震対策、さらに最近の地域での話題などを報告しました。道行く人に声をかけていただきながら、充実した街宣活動となりま した。

 

■ 菊池製作所を視察 2013.12.11

 12月11日午後、市議会公明党として本市美山町の菊池製作所を訪問、工場内を視察するとともに、菊池功社長と「もの作り」産業支援をテーマにした意見交換を行いました。

 同社は最近、介護関連のロボット製作などでたびたび全国ネットのテレビ番組で紹介され、八王子のもの作りの先進性を発信している企業でもあります。特に今回は東京理科大学とコラボで開発した“マッスルスーツ”を拝見しました(写真右、アンプを持ち上げる様子です)。

 力仕事の多い介護職員を支援するために開発したもので、空気圧式人工筋肉を活用したこのスーツを背負い、口にくわえたノズルへの呼気で、前屈状態から背が伸び、重い荷物も簡単に持ち上げられるというものです。

 

 

  また、ベッドに寝たままの状態で排泄物を自動処理する“マインレット爽”という新製品も拝見しました(写真左)。内蔵のセンサーが排尿・排泄を関知し、排 泄と同時に排泄物を吸引し、体を温水で洗浄し、除湿まで自動的に行います。これも介護者の負担軽減を考えて開発されたものです。

 

 菊池社長には先端設備を整えた工場、研究所を見せていただくとともに、もの作り産業の大学との連携、いわゆる産学連携のあり方についても様々教えてもらいました。大変示唆に富む視察でした。

 

 

 

■ 学生と市長とのふれあいトーク 2013.12.8

  大学コンソーシアム八王子の主催により12月8日(日曜)午後、学園都市センターで第5回「学生と市長とのふれあいトーク」が開催されました。大学生から 8つ、各10分間のプレゼンテーションが行われました。全て拝見しましたが、それぞれ内容が素晴らしく、時間が短く感じるイベントでした。(開会に先立ち 挨拶する石森市長)

 毎年恒例となった同イベントでは、学生からの発表の後、審査員と市長が質問やコメントを行います。回を重ねた賜なのでしょう か、瞠目するほどの内容でした。市長への具体的提案を行うに当たり、関係者への聞き取り調査を行ったり、実証実験を行ってみたり、そうした実現可能性も織 り込んだプレゼンになっていました。市の部課長も随分客席にいて、しっかり聴いていました。

 私は全8題を伺った後、審査結果が出るまでの間、JCNテレメディアが11月9日に開催した八王子学生CMコンテストの参加作品(12作品)の上映を見、それから退席しました。翌日、審査結果を聴いたところ、以下のような結果になったとのことでした。

優勝=「輝け!日本SHINE~中小企業海外進出支援プロジェクト」(創価大学西浦研究室)

準優勝=「八王子郷土愛月間~道の駅を通して八王子を感じよう」(創価女子短大水元研究室)、「マッチング・ステッカー普及プロジェクト~ローテクを駆使した中心市街地活性化の提案」(杏林大学久野ゼミナール)

 

 

 

■ チェロコンクール、表彰式と披露演奏会 2013.12.1

 第3回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールin八王子の表彰式が12月1日、いちょうホール大ホールで開催されま した。前日行われた本選の結果を受け、1位ホー・シーハオさん(中国)、2位キム・ミンジさん(韓国)、3位チョ・ブラノンさん(米国)へと賞状、メダル が贈られました。表彰式ではまた、サンティアゴ・カニョン・バレンシアさん(コロンビア)にガスパール・カサド作品最優秀演奏者賞が、キム・ミンジさんに 聴衆賞が贈られました。

 審査委員長のアラン・ムニエ氏は全体講評の中で、「コンクールを素晴らしい成功に導いてくれた皆さんに感服します」と関 係者に謝意を延べながら、「我々チェリストは世界的連携があり、しかも揃ってみんな声が大きい。これから八王子の皆さんのコンクールに対する取り組みを伝 えていきたい」「次のコンクールを目指していきたい」、そして「チェロの街・八王子、バンザイ!」(いずれも趣意)などと語っていました。

 表彰 式から1時間ほど間を置き、入賞者の披露演奏会が同ホールで開催されました。入場料は2,000円ですが、約800席の同ホールも8割方埋まっていまし た。披露演奏会の最後は1位に輝いたホー・シーハオさんが務め、本選より少しリラックスした感じで堂々と、ショスタコーヴィチのチェロソナタ ニ短調作品40を弾き上げていました。

 披露演奏会を終えて退場する際、参加者のホームスティを請け負って下さったボランティアの方と挨拶し、 「カサド国際コンクールのおかげで一週間、クラッシック漬けだった」と伺いました。ボランティアの皆さんの献身的なサポートは素晴らしかった。本当に八王 子の市民力あっての国際コンクールの成功であたっと確信します。世界に認められる国際コンクールを三度成功裏に終えられたのは、八王子にとっても名誉で す。もっともっと草の根レベル、広範でダイナミックな市民運動に進化させ、4回、5回どころでなく、10回、20回と持続していかなければならないし、そ うなるよう私は私の立場で最大限に力を尽くしていきたいと強く思いました。

(写真:いちょうホールのロビーに設置された出場者全員の紹介パネル)

 

■ 留学生の日本語弁論大会 2013.12.1

八 王子市学園都市推進会議の主催で“八王子地域23大学留学生日本語弁論大会”が12月1日、学園都市センターで開催されました。今回の弁論テーマは「私が 伝えたい八王子の魅力」。私は12人中後半の7人の弁論を伺いましたが、八王子の魅力とは、豊かな自然、人の優しさの2点に集中していたように思います。 今回は中国、韓国をはじめ全員アジアからの留学生で、それぞれ素晴らしいスピーチでした。こういう場が毎年あるのは、住民にとっても学園都市・八王子の魅 力の一つと思った次第です。

 

 

 

 

■ チェロコンクール本選、3人がしのぎを削る 2013.11.30

  第3回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールin八王子は11月30日(土曜)、2度の予選を勝ち抜いたファイナリスト3人(男性2人、女性1人)に よる本選をオリンパスホールで行いました。東京フィルハーモニー交響楽団(指揮:山下一史氏)をバックに、各1曲をソロ演奏するもの。チケットは 3,000円ですが、1階席は8割ほど埋まっていました。

 有名音楽家の演奏会ではありませんが、世界で128しかない国際音楽コンクール世界連名登録コンクールだけあって、将来楽しみな若きチェリストの緊張感漂う演奏を聴こうと、クラッシックファンが集まった感じでした。

 

 本選の結果は夕方発表となり、公式サイトにも掲示されました。クラッシックをほとんど知らない私ですが、演奏を聴いてなんとなく予想していた通りの結果でした。

  韓国人演奏者キム・ミンジさんについては、1次予選の演奏直後、いちょうホールのロビーで直接話し、別れ際に頑張って下さいと声をかけたことがあったた め、優勝を願っていました。聴衆に与えられた一票も投じました。優勝こそ逃しましたが、2位の栄冠に輝き、さらに聴衆賞も受賞でき、嬉しく思った次第で す。

 

 ところで、本選会場の一角に、ガスパール・カサドが使っていた1740年製チェロ“ピエトロ・ガステック”が展示されていました(写真上)。齢274歳の今も現役で使われ、美しい音色を奏でているそうです。すごいですね。こういう話しも胸躍ります。

 

 

 

■ 国交省でホームドア整備状況を取材 2013.11.27

  国土交通省を11月27日訪ね、鉄道局の担当者から駅バリアフリー事業の進捗状況、中でもホームドア整備の様子を伺ってきました。来年度予算概算要求で計 画している事業なども概要を把握でき、12月4日(水曜)1番目の登壇が決まった私の一般質問でも引用していこうと考えています。余談ですが、専門紙の記 者時代、運輸省専門記者会(当時)という記者クラブに入っておりましたが、この合同庁舎は当時とそう変らず、懐かしさのあまり、空腹でもないのに1階のそ ば屋さんで“冷やし野菜炒めそば”をいただきました。変らず、おいしかったです。

 

 

 

■ 相模鉄道の新型ホームドア実証実験を視察 2013.11.25

 11月25日、相模鉄道いずみの線の弥生台駅(神奈川県横浜市)を訪ね、同社が高見沢サイバネティックス社と共同開発を進めている“昇降式ホームドア”の実証実験の様子を視察しました。

  3本のファイバー製バーで転落防止柵を形成しており、通常は写真左のような状態で、ホームに列車が入線し停車すると、まず3本のバーが上がり(写真中 段)、一呼吸置いたタイミングで車両ドアが開きます。たった3本のバーだけでは隙間が大きい感じもしますが、スタッフの方から説明を伺い、センサーがやた ら多く配置されていることが分かりました。写真下段で確認できる、ゲート側面のいくつもの黒い窓がそうです。

 この方式の最大の特徴は、装置そのものが軽量のため、旧来タイプでは必要になってくるホーム基礎の補強工事が要らないことなのだそうです。

  今回弥生台駅を訪ねたことで、国土交通省の鉄道技術開発費補助金を受け、民鉄3社が行っているすべての新型ホームドア実証実験を確認することができまし た。3者3様で、実験結果を今後の改良に活かすことになるのでしょうが、いずれも転落防止には大きな効果を発揮すると感じました。

■ カサド・チェロコンクール開幕、予選を観る 2013.11.24

  待ちに待った第3回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールが11月22日に開幕しました。今回のコンクール参加者は世界から30人。私は一次予選最終 日の24日、いちょうホールで出場者の演奏をうかがいました。3人の方の演奏を聴きましたが、この日の夕方、1次予選通過者の16人の中に1人が入ってお り、2次予選もどこかのタイミングで会場を訪ねてみようと思っています。明日25日から3日間で2次予選が行われ、フルオケの入った本選は30日に行われ ます。(写真右:ホール玄関で出迎えるチェロの影絵)

大 ホールを使った一次予選は、全802席のうち、おおよそ4割弱が埋められ、想像より多くの聴衆が来ている感じがしました。世界を舞台に飛翔しようとする若 きチェリスト達の熱演は、十分聴く者を魅了させてくれましたし、同じ曲でも演者によって音源は異なりがあり、受ける印象も違うことを感じました。演奏を終 わった人は一旦会場を出るらしく、会場周辺には大きなチェロケースを持った外国の方が歩いており、国際コンクールを持っている街であることを改めて実感し ました。

(写真左:1階ホールに飾られたオブジェ)

今 日は会場に向かうのに、JR八王子駅北口から西放射線ユーロードを歩いてみましたが、写真のようなA3程度のポスターが街灯の脚に点々と貼られています が、それほど目立ってはいなかったように思いました。JR八王子駅の改札口の向うに、またユーロード入口辺りにバーンとチェロ・コンクールの横断幕を掲げ るくらいのド派手さがあって良いのでは、と第4回、第5回と長く続けられることを願う身としては、街を挙げての盛り上がりをもっと強く、と思った次第で す。

■ 今月も街宣カーで 2013.11.24

11月24日(日曜)、八王子総支部の遊説カーを出し、美濃部市議と市内3カ所の街頭演説を行いました。快晴の下、市政報告、国政における公明党の戦いなどを報告いたしました。手を振って下さる方もおられ、やりがいを感じた街頭演説になりました。

■ みなみ野分館まつり 2013.11.23

由 井市民センターみなみ野分館のセンターまつり“分館まつり”が11月23、24の両日開催され、私は23日昼に見学させて頂きました。地域の皆さんの作品 展示を拝見した後、スポーツ吹矢をはじめて体験しました(私は合計17点でした)。みなみ野シティの昔(宇津貫時代)の写真も展示されていましたが、これ は大変貴重な歴史的資料と思いました。本館のセンターまつりから4週間後の分館まつり、役員の皆様には本当に脱帽いたします。ご苦労様でございました。

 

 

 

 

 

 

■ 西武鉄道の新型ホームドアを視察 2013.11.21

 11月21日夕方、西武鉄道/神戸製鋼所が西武新宿線新所沢駅で行っている新型ホームドアの実証実験の模様を視察しまし た。東京大学の技術協力を得て、ドアだけでなくドアを収納する戸袋も稼働する“戸袋移動型ホーム柵”というタイプを開発、1番ホームの最後尾車両付近で実 証実験を行っています。視覚障害の方たちも最近、視察に来たという話しでした。

 既報(10月29日付活動レポート)のとおり、首都圏鉄道会社は 現在、国土交通省の鉄道技術開発費補助金を受け、3グループ3方式で新型ホームドアの開発が進めています。先日、東急電鉄と日本信号が(株)が東急田園都 市線つきみ野駅で行っている“昇降ロープ式ホームドア”の実証実験を視察しましたが、これに次ぎ西武/神鋼が8月31日にスタートさせた“戸袋移動型”の 実験現場を見てきたものです。

 その方式の特徴はなんといっても、1車両にドアが3つある電車、4つある電車と2系統の車両が走っているのに対応 し、ドアだけでなく戸袋までも開く点にあります。さらに列車自身がオーバーランした場合も、線路際に設置したレーダーがホームドア側に信号を送り、ホーム ドアが適切な位置で開くように微調整をする仕組みになっています。

 

 11月29日開幕の第4回定例会で一般質問を行うため視察したのですが、あと もう一箇所、相模鉄道/高見沢サイバネティックスが現在、いずみ野線弥生台駅で行っている“昇降式ホームドア”(3本のファイバー製パイプで転落防止柵を 形成)の実証実験も見にいこうと考えています。

■ 総務委員会、安全安心条例改正で報告 2013.11.18

 25年第4回市議会定例会を目前に控えた11月18日、総務企画委員会が開かれ、市側からの報告事項「八王子市生活の安全・安心に関する条例の改正骨子についての意見募集」に対する質疑を行いました。

  今回の条例改正は、これまで禁止行為を“つきまといによる勧誘”と限定していたものを、客引き行為、スカウト行為に拡大するとともに、市民指導員による指 導体制も整えるという内容になっています。パブリックコメントを本年12月2日から明年1月6日まで行い、施行は26年6月1日の予定です。

 

 こ の条例は、市内全域を対象にしながらも、八王子駅北口・南口を重点区域に設定するそうです。しかし、みなみ野駅や南大沢駅、めじろ台駅など大学生の多い駅 周辺にスカウトマンが出没している実態があるため、こうした地域もパトロール対象にするよう訴えたほか、条例を知らずに男子学生がスカウトしているケース もあることから、大学を通じて学生に条例の周知徹底を図る必要があると指摘、所管からも前向きな回答がありました

 

 

 

■ 26年度予算要望書を市長に提出 2013.11.13

八王子市議会公明党の全議員が集合し11月13日午後、石森市長に平成26年度予算要望書を提出しました。毎年、次年度予 算編成が本格化する時期に合わせ、会派の予算要望を行ってきました。今回も数度にわたる打ち合わせの後、重点要望10項目のほか、228項目に及ぶ要望を まとめ、冊子にしてお渡ししたものです。各議員が一つの項目を選んで説明することになり、私は重点事項の第1番目の「新公会計制度の早期導入」を取りあげ ました。各議員からの要請に、市長は「前向きに検討していきたい」とコメントしました。

 26年度予算要望の「重点要望」は次のとおりです。

1.財政の透明性を高め、行財政の適正運営に寄与する新公会計制度を早期に導入すること。

2.授業を充実させるため、学校配当金をさらに増額すること。

3.中核病院に対し周産期連携病院の機能をもたせて、小児医療体制の充実を図るためにNICUの新設を進めること。

4.ピロリ菌検査の無料実施を行うこと。また、がん検診の無料クーポン発行を継続し、男性特有のがんも含めて対象がんを拡大するとともに、休日検診実施を図ること。

5.保育園、学童保育所の増設を推進し、待機児ゼロを目指すこと。

6.特別養護老人ホームの増床、高齢者サービス付き住宅の整備促進に努めること。

7.小中学校の特別教室(図書室、理科室、技術家庭室、美術室など)に空調設備を設置すること。

8.八王子駅南口総合事務所および各地域事務所の運営について、福祉分野をはじめ幅広い生活支援対策に対応できる相談窓口として整備すること。

 

9.八王子駅北口前の再整備に当たっては、一般車両の乗り入れなど、交通環境改善・改良に配

■ TNT環境組合の定例議会で24年度決算認定 2013.11.12

  多摩ニュータウン(TNT)環境組合の2平成5年第2回定例議会が11月12日に開かれ、24年度決算認定などの議案審議を行い、結果として全議案とも全 員賛成で可決成立しました。多摩、町田そして八王子の3市で運営する清掃事業所、TNTの組合議会議員に3年ぶりに復帰し、久々に質疑に立ちました。

  24年度決算認定を巡っては、ここで長寿命化計画を策定し、プラントの耐用年数を当初の25年から35年に10年延長する方針がまとまったことから、それ を高く評価するとともに、具体的に長寿命化計画に予防保全の考えを取り入れること、大地震対応策(震度7対応)の強化など提案を含めて質疑しました。さら に財政の見える化を進めるための新公会計制度導入、施設整備基金(現在6億円で上限設定)の積み増しなどを提案したところです。

 このほか、公債費については、工場稼働から20年が経過する平成28年度に地方債を完済し、29年度以降公債費ゼロへと進むことを取りあげ、公債費ゼロ時代となって財政負担が軽くなった分をどう活用するのか、についても考えを質しました。

  一方、今議会では、機器補修工事の請負契約締結に関する議案もかかりました。対象機器の特許問題などにより、4億円規模の大型工事にもかかわらず一般競争 入札ではなく、プラント建設の関連会社と随意契約せざるを得なかったことについて、特許上やむを得ない事情があるにせよ釈然としない、随意契約であっても TNTとして交渉努力がどう契約内容に反映されたのか説明できるようにしておくべき、などと指摘しました。

 TNT議会は、1議員が1議案につき たった2回しか登壇できないというルールがあるため、十分な質疑が出来ないのが悔やまれましたが、TNTの事業改善の余地はまだまだあると思っています し、今後もありとあらゆる機会に発言をし、具体的な改革を進めていきたいと考えています。

 余談ながら、議会終了後、管理者である多摩市の阿部市長と立ち話をし、同市の公共施設マネジメント説明会を傍聴した感想なども伝えさえて頂きました。この問題に対する決意の強さも知らされ、大変勉強になりました。

 

 

 

■ 洋舞連盟の合同公演 2013.11.10

新 生八王子洋舞連名主催による洋舞合同公演が11月10日夕、オリンパスホールで開催されました。市民文化祭の一環で行われたもので、2年に1回の公演を楽 しみにしていました。今回は初の試みとして2部形式で行われ、前半で高校4校(穎明館、富士森、八王子東、八王子実践)と東京薬科大のダンス部が躍動感 いっぱいのパフォーマンスを披露、会場を沸かせました。その後の洋舞の皆さんも芸術性たっぷりの演舞をされ、美しさに魅せられた2時間でした。

 

 

 

 

■ 国際交流フェスティバル 2013.11.10

国 際交流フェスティバル2013が11月10日、学園都市センター11、12階を会場に開かれました。今年のテーマは「みんな笑顔で、いつも幸せ」。スケ ジュールが立て込み、長くはいられなかったのですが、各階の催し物を見せてもらい、八王子国際協会のリードにより、本市でも多文化共生の取り組みが本格化 していることを実感しました。いろんなところで知り合いに会い、また初めての人とも気軽に会話を楽しめる、一日いても飽きの来ないような、本当に素晴らし い催しでした

 

 

 

 

 

■ 公明党八王子第10支部会を開催 2013.11.6

高 木美智代・衆議議員議員(党都本部副代表)を迎え、11月6日夜、公明党八王子第10支部(支部長=村松徹)の支部会を由井事務所2階会議室で開催しまし た。平日の夜にもかかわらず、多くの党員さんが参集して下さいました。高木美智代さんは、今臨時国会のメイン議題である社会保障制度と税の一体改革に対す る公明党の取り組みを中心に、どのように戦っているのか、ライブ感たっぷりに報告してくれました。会場は何度も爆笑が出るほど、大変活気のある支部会とな りました。

■ 多摩市の公共施設適正配置の説明会 2013.11.5

11 月5日夜、多摩市の公共施設マネジメントに関する市民説明会にお邪魔しました。どの自治体にも共通する問題ですが、公共施設の更新が将来世代に多大な財政 負担となることが懸念され、多摩市として存廃を含めた大幅な施設見直しを行い、行動プログラム(最終案)として市民に提示、何カ所かの会場で説明および意 見交換を行っているものです。私が覗いた永山公民館(ベルブ永山内)の会場は、200席弱のホールがほぼ満席状態。市民からの意見には厳しく、鋭い指摘も ありましたが、市長さんも真摯に受け答えしており、大変勉強になりました。

 

 

 

 

■ 第26回由木市民センターまつり 2013.11.3

第 26回由木中央市民センターまつりが開かれ、私は2日目の11月3日にお邪魔しました。外会場で行っている地元農家さんの野菜販売がいつものように多くの お客で賑わい、全館で行われている展示も内容が充実、体育館での演芸大会も歌あり、踊りあり、よく知っている方も多く登場し、ついつい長居してしまいまし た。前回のセンターまつりは、トイレや図書室の改装工事のため秋に開催できず、今年2月の開催となりましたが、今回も皆さん和気藹々で、とても温かい雰囲 気を感じるセンターまつりでした。

 

 

 

 

 

■ ふれあい運動会の開会式に出席 2013.11.3

台 風で一度延期となった第30回ふれあい運動会が11月3日、椚田小学校の校庭で開催されました。富士森運動公園から今回は会場を変えたせいか、参加者は例 年より若干少な目にも思えましたが、皆さん元気いっぱい競技に取り組んでいました。市長は開会式の挨拶で、障害者差別禁止条例の施行に触れたほか、27年 度の中核市移行で市が障害者手帳を発給するようになることなど、障がい者施策の充実をアピールしていました。(写真下:応援で会場を訪れた八王子商工会議 所のゆるキャラ“松姫マッピー”と)

■ 国立公文書館を見学 2013.10.31

  10月31日、道路整備事業推進大会の終了後、千代田区北の丸にある国立公文書館を訪ねました。本市も現在、ソフト・ハード両面から今後の公文書管理をど うするか議論が本格化しています。個人的にこれまでも議会で取りあげてきましたが、本家本元の国立公文書館とはそもどういう施設内容で運営はどうなのか、 今後の議会質問に活用するため、職員の方からお話も伺ってきました。

 2011年4月、公文書管理法が施行され、国民の財産である公文書の管理・ 保存・公開の方法が明確に定められ、国民の「知る権利」を行使できる機関として、公文書館は我々にも身近に感じられる施設に変ろうとしています。しかし、 国立公文書館でさえ、つくば市の分館とあわせ正規職員47人、臨時職員を含めて100人という体制といいます。日常的に公文書が搬入され、館内で修復や薫 蒸(虫食い対策)まで行うわけで、専門的知識や技量を持ったボランティアの活用は避けて通れないように思えました。

 同館入口には、市立・都道府 県立の公文書館の写真が掲示されています。これを見ると地方公共団体で公文書館を運営しているのは都道府県レベルで32館、政令指定都市で7館、一般市で 22館となっています。さすが国立公文書館だけに、こうした自治体の公文書管理にも積極的な支援を行っていることが分かりました。市制100周年記念事業 として市史編纂が進んでいるタイミングでもあり、市民の貴重な財産である公文書をどう保管・公開していくか、今後も議会の場でしっかり取り組んでいこうと 考えています。

 

 

 

 

■ 第24回道路整備事業推進大会 2013.10.31

第 24回東京都道路整備事業推進大会が10月31日、日比谷公会堂で開催されました。政権交代後、初となる今回の道路大会は防災、物流、生活安全(通学路の 安全確保)面などで必要な道路はきちんと整備する方向で、参加者が一丸となり取り組んでいくことを確認した大会でした。国土交通省道路局長が講演し、日本 車を米・英・独車などと比べればカタログ燃費で最が良いのは日本車なのに、実走燃費は米車の次という悪さ、これぞ道路整備の遅れの象徴と紹介しました。昔 のように年間15兆もほしいと言わないが、安定的な予算は必要と強調。首都圏を結ぶ3環状道路も2年半後には全部つながり、「八王子から一気に羽田までい けるようになる」そうです。不要な道路はともかく、都市機能として必要なものは、経済効果を推し量りつつ、一定の財政規律の中できちんと整備していくこと は重要だと思いました。

 

 

 

■ 新型ホームドアの実証実験を視察 2013.10.29

  10月29日午後、東急電鉄と日本信号が(株)が東急田園都市線つきみ野駅で行っている新型ホームドアの実証実験の模様を視察しました。鉄道ホームにおけ る転落防止柵の整備に関する要望を以前から頂いてきましたが、関係者に働きかけてみると、巨額の工事金額をどう克服するかが課題であることが分かりまし た。その打開策となる取り組みが、10月28日付の公明新聞で報道されているのを見、都心での研修の帰路、視察してきたものです。

 つきみ野駅で の実証実験は10月11日にスタートしており、東急と日本信号が開発を進めているのは、写真のような“昇降ロープ式ホームドア”というタイプです。実証実 験は、下りホームの進行方向最後部の1両部分をカバーする格好で、10m間隔で立てられた柱3本の間に約20本のワイヤーロープが貼られ、電車が到着して ドアが開くのとシンクロさせてヒュッと一瞬でロープ柵が上がる仕掛けになっています。

 電車が動き始めるとロープ柵が下降し、人がロープ柵に接近 するとセンサーが認識し、注意を促すアナウンスも流れ、ロープ柵の上下動も緊急停止する機能を有しているということです。従来のホームドアに比べ、1/3 のコストと重量で済み、年末までには同駅全ホーム(約200m)に設置を拡大する予定といいます。雨の日でしたが、事故のないよう、実証実験の現場につい ているスタッフの方にもお話を伺いました。

 この実証実験は、国土交通省の鉄道技術開発費補助金を得て行われており、東急/日本信号のほかにも相 模鉄道/高見沢サイバネティックス(いずみ野線弥生台駅)、西武鉄道/神戸製鋼所(新宿線新所沢駅)の3グループ3方式で新型ホームドアの開発が進められ ています。相模鉄道は“昇降式ホームドア”(3本のファイバー製パイプで転落防止柵を形成)、西武鉄道は“戸袋移動型ホーム柵”(列車進入前に車両ドアの 位置に戸袋ごと移動し、列車停止後に列車ドアの位置で開閉)という方式で実証実験を始めています。

 どの方式が安全、コストの両面で優れているの か、これら一連の実証実験である程度明らかになっていくことと思いますが、遅々として進んでいない感のある転落防止柵の整備が、新方式の開発によりボトル ネックを克服し、八王子市内を含めた全駅へと普及拡大していくよう、私もありとあらゆる場面で推進の取り組みを行っていきます。

 

 

 

■ 由井市民センターまつり 2013.10.27

第 25回由井市民センターまつり・福祉の街づくり推進大会が10月26、27の両日開催されました。27日の開会式にお邪魔させていただきましたが、台風に よる前日の悪天候が嘘のような真っ青な空の下、賑やかな地域の集いとなりました。由比西部地域住民協議会の皆さんをはじめ、地域の老人会、青少年対策協議 会、交通安全協会、学校、民生児童委員などの皆さんの溌剌たる表情に感激しました。この日は日本赤十字社の田中・東京支部救護課長による減災の講演もあ り、内容充実のセンターまつりでした

 

 

 

 

■ 第6回たまかんフェスタ、雨の中で開催 2013.10.20

多 摩市、町田市そして八王子市の3市で運営している清掃工場、多摩環境組合(たまかん)の地域交流事業“たまかんフェスタ”が10月20日、開催されまし た。当日は朝からざーざー雨で、市内各地で運動会などの行事が中止する中、雨天決行の事前案内のまま、活発に開催されました。温かい豚汁をすすりながら、 構成各市のテントを回ったところ、これは是非、本市も参考にすべきと思った施策があり、次の議会で提案しようと思います。役員の皆さん、ご苦労様でした。 (写真右:八王子のヒーロー“ゲンキダーJ”のショー。迫真の演技に、小さい子どもの悲鳴も)

 

 

 

■ 親切会の25年度表彰式 2013.10.19

  八王子市親切会(会長:石森孝史市長)の25年度表彰式が10月19日(土曜)午後、八王子市教育センターで開催されました。郷土を愛する心、他人を思い やる心を育て、親切で明るい街を築こうと親切運動が提唱され、その推進母体として本市の親切会が結成されたのが昭和36年。以来、昨年までに個人の部で 4,107人、団体の部で433団体を顕彰したそうです。25年度表彰は個人17人、団体5団体。皆さん爽やかなお顔で、市長から賞状を贈られていまし た。

 

 

 

 

■ 第13回全国障害者スポーツ大会が閉幕 2013.10.14

  スポーツ祭東京2013の後半日程である、第13回全国障害者スポーツ大会が10月14日、3日間の日程を終え、閉幕しました。私は最終日、味の素スタジ アムで行われた陸上競技を応援しました。ちょうど200m走、砲丸投げが行われており、最終種目の「4×100mリレー」(写真下)では東京チームが大会 新記録47.02秒をあげ、力強い走りを見せた選手団は拍手喝采に包まれていました。場内アナウンスによると、3日間の来場者数が2万1,847人、大会 新記録数が合計113種目ということです。会場はすごい熱気に溢れていました。残念ながら、私は閉会式に出られませんでしたが、ハンドブックを見ると EXIL TRIBEのスペシャル・パフォーマンス、中学生のライジングサン・プロジェクトが予定されており、きっと大盛り上がりだったと思います。

 

 

■ 第75回都市問題会議に参加 2013.10.10

  第75回全国都市問題会議が10月10、11の両日、大分市で開催され、参加しました。今回の会議は全国市長会、後藤・安田記念東京都市研究所、日本都市 センター、大分市の主催によるもので、テーマは「人・まち・社会の健康づくり」。専門家や首長による講演、パネルディスカッションが行われました。

  基調講演を行ったのは、多くの書籍も出している諏訪中央病院の鎌田實・名誉院長。今では男女とも日本一の長寿県となった長野県ですが、そうなるまでに減塩 運動などどういった健康対策を進めてきたかというお話しのほか、「健康に長生きするには“絆”が必要」「幸せに生きることのない健康法では全く意味がな い」、また「政治家は(人々の健康を守るために)想像力が必要になる」(趣意)など、意味深長な御講演に感銘を受けました。

 一般報告という括り で行われた、新潟県見附市の久住時男市長のお話も實に素晴らしい内容でした。自治体共同型“健康クラウド”を立ち上げ、データ解析に基づく健康施策の展開 行っているほか、“街の駅”開設などで歩行運動する市民が増加し、それが医療費の抑制に大きく貢献しているという趣旨だったと思います。また、日本文理大 学(大分市)の山岸治男教授は、自身のPTA会長時代の活動を歌とハーモニカを織り交ぜながら紹介し、最後は全国大会で何度も優勝している同学チアリー ディング部の演技も見せてくれました。

 2日間に及ぶ首長、議員の研修会として、過去に「健康」をテーマにした大がかりな会議は非常に少なかった ような気がします。しかし、今回の全国都市問題会議は、それぞれ示唆に富む非常に素晴らしい内容のプログラムで構成されていました。税と社会保障の一体改 革が重大政治課題になっていますが、膨張する医療費をどうするか、単に切り下げて抑制するのでなく、幸せと一体化した健康(セミナーでは“健幸”と言って いました)のための根本的取り組みで、結果として解決に進んでいくこともよく分かりました。まさに、「目から鱗」の話しばかりでした。

 

 

 

 

■ 東京の優勝でスポーツ祭東京2013が閉幕 2013.10.8

ス ポーツ祭東京(第68回国体)が全日程を終了し、10月8日午後、味の素スタジアムで総合閉会式が挙行されました。秋篠宮ご夫妻が見守る中、47都道府県 の選手団代表が隊列を組んで入場。大会会長から成績発表があり、東京が11年ぶりに天皇杯(男女総合優勝)を獲得しました。天皇杯は殿下から、皇后杯は妃 殿下から選手代表に贈呈されました。オリンピックの聖火に当たる炬火は、炬火台から分火・納火する催しが行われ、11日間燃え続けた炬火は静かに消えてい きました。

 

 

 

 

 

 

 

第 68回国体は終わりますが、その4日後、10月12日からは3日間の日程で第13回全国障害者スポーツ大会が開催されます。総合閉会式では、オープニング プログラムとして車いすバスケットボール、スラローム、短距離走(100m走)、ジャベリックスロー(やり投げに似た競技)などのデモンストレーションが 行われました。力強いパフォーマンスはまさに圧巻。もの凄くかっこよかったです。障害者スポーツ大会もその熱戦に目が離せないと思いました。

 

 

総 合開会式と同じく、都立片倉高校吹奏楽部の生徒さん達が総合閉会式でも素晴らしい演奏を聴かせてくれました。後側に陣取っているのは警視庁音楽隊の皆さ ん。総合閉会式は8月の陽気を思わせる猛暑の中で行われ、西日を真っ正面から受けての演奏でしたが、やはり素晴らしかったです。

 

 

選手団の退場後、エンディング・プログラムとして登場したのは歌手のmiwaさん。若い選手の方たちなど狂喜乱舞していま した。数あるヒット曲の中から「441」「ヒカリへ」など4曲を歌ってくれました。時折、爽やかな風がスタンド席を吹き抜けていきます。miwaさんの伸 びやかで透明感ある歌声と合わさって、大変感動的な演奏でした。 

 

 

■ 市制施行記念式典 2013.10.1

八 王子市の市制施行記念式典が10月1日、いちょうホールで開催されました。自治功労賞など各種表彰のあと、市民文化表彰、自治表彰、感謝状贈呈と続き、市 政に貢献された皆さんが顕彰されました。町会長や交通安全協会の方、文化施設の管理者、国際交流団体の代表者など存じ上げている方がたくさん表彰されてい ました。市長の挨拶も、中核市移行で多摩のリーディングシティーを目指したい、などと意欲的な内容でした。

(市議会を代表し挨拶する小林信夫議長)

 

 

 

 

式 典ではお祝いの演奏が行われ、最初にCouleur(クルール)という女性4人によるチェロ、バイオリン、ビオラの弦楽四重奏が行われました。今年11月 22日から12月1日、いちょうホールを中心に第3回ガスパール・カサド国際チェロコンクールが行われることもアピールする演奏披露です。本当に美しい音 色にうっとりしました。しかし、残念なことに同チェロコンクールの市民周知度はまだまだ低いものがあり、こういう演奏会をどんどんやってもらいたいと思い ました。

 

 

 

 

八 王子高校の吹奏楽部の皆さんがトリをとり、いつものように踊りつきの元気いっぱいな演奏を披露して下さいました。今回はまた趣向を変え、「ふるさと」など 日本の愛唱歌メドレーの演奏があり、その伴奏に合わせて、参加者も大きな声で一緒に歌い、場内一体化したような盛り上がりでした。国際大会での華々しい実 績を重ね、今や部員数は100人以上という八王子高校“吹部”の皆さん、今回も素晴らしい演奏、本当に有り難うございました。

 

 

 

 

 

 

■ 小比企のコスモスを観る会 2013.9.29

小 比企の皆さんが大事に育て、毎年この時期、湯殿川沿いに綺麗な花を咲かせるコスモスを観る会にお邪魔しました。日曜のお昼の時間帯で、手作りの焼きそば、 豚汁をご馳走になり、地域の方たちとしばし懇談いたしました。この日は、東村くにひろ都議がご夫婦で参加、談笑の切れることにない楽しい一時となりまし た。

 

 

 

 

 

 

 

■ スポーツ祭東京2013の開会式 2013.9.28

  スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会、全国障害者スポーツ大会)が9月28日に開幕となり、調布の“味の素スタジアム”で行われた開会式に出席 しました。天皇、皇后両陛下も出席され、とても厳重な警備体制が敷かれていましたが、オリンピック2020の開催地が東京に決定したばかりとあって、まる でオリンピックの開会式のような華々しい式典でした。54年ぶりの東京開催に、47都道府県からトップアスリートが集い、熱戦を繰り広げることに、胸がと きめきました。

 

 

席 数が約5万席もある味の素スタジアムでは、17時の開会式前から沖縄エイサー、巨大文字の揮毫や日体大エッサッサ、ゆりーとダンスなど様々なパフォーマン スが行われました。ロイヤルボックスの真っ正面にビッグバンドを配置し、演奏してくれたのは、八王子市の行事に何度も出場してくれている都立片倉高校吹奏 楽部で、本当に素晴らしい演奏でしたし、誇りに思いました。航空自衛隊のブルーインパルスの曲技飛行までお目見えしました。

 

 

国 体ではオリンピックの聖火同様、大会の成功を祈り、選手の活躍を見守るシンボルとして炬火(きょか)が灯されます。都内53市区町村から集められた“火” が12本に集められ、3本に、そして最終的に一つにまとめる“集火式”がグランドで行われました。その灯をかざして選手代表がペアでトラックを走り、つな ぎながら、スタンド中段に設けられた炬火(きょか)台に点灯。オリンピックの聖火のような、力強い炎でした。選手だけでなく、観客も心から勇気づけられた と思います。

 

 

選 手団が一旦退場した後、日もとっぷり暮れた中、約24分間に及ぶ「未来から来た手紙」という総勢2,500人のパフォーマンスが繰り広げられました。式典 のテーマである「未来をひらく、スポーツのチカラ」を表現するため、レーザー光線と炎を駆使し、若人の踊りで震災から立ち上がっていく姿、スポーツの力で 未来に向けて歩き出す姿を表していきます。最後はオープニングプログラムで揮毫された巨大文字“結”“夢”“絆”の三つが空中につり上げられ、圧巻を見せ ました。

 

 

豪 華な式典演舞の後、エンディングに入り、Every Little Thingのミニコンサートが約30分間行われました(写真下)。6曲ほどでしたか、場内大いに盛り上がりました。開会式の掉尾を飾ったのは、私の出身地 である盛岡のさんさ踊り。今回の国体は東日本大震災復興支援を大きく掲げての開催です。勇壮な舞に、「ヤッコラチョイワヤッセー」のかけ声。胸が熱くなり ました。司会の松岡修造さん(左の白シャツの人)が退場までずっと付き添っていましたが、テレビで見たまんま、本当に熱血漢であることもよく分かりまし た。

 

 

 

■ 24年度決算審査、総務企画分科会で質疑 2013.9.24

 八王子市議会は25年第3回定例会の後半日程として、前年度(24年度)決算審査を行っており、4つある常任委員会単位で行う分科会審議において、私は9月24日、所属する総務企画分科会で割り当て時間いっぱいの約35分間の質疑に臨みました。

  発生主義、複式簿記を取り入れた新公会計制度の導入について、導入のネックになっている固定資産台帳が整備された後、早期に導入してもらいたい旨を提案し たところ、「他の自治体の研究もしており、それを踏まえて着実にしていきたい」(趣旨)と担当部長から答弁がありました。

 公文書管理の体制整備について、公文書管理条例の制定を以前から提案しており、その進捗を確認しところ、「公文書館の機能を備えた施設の検討を始めており、その検討と同時に条例制定も進めていくべきと考えている」との前向きな回答がありました。

  そのほか、ニュータウンの一部に町会・自治会の立ち上げが難航している地域があり、しかし自主防災組織ができ、しっかりコミュニティ活動を始めている地域 があることを例にとり、町会に準じる組織として市が認定するよう求めました。町会長の署名が必須のカーブミラー、道路照明/防犯灯など一本として立たない 状況を話し、強く善処を求めた次第です。

 そのほかにも様々、意義ある質疑ができました。総務企画委員会は行財政全般、税務、窓口業務、防災・防 犯、コミュニティ活動支援、学園都市づくり、国際化など非常に広範な事業分野を対象にしており、“古巣”の総務企画で関心事の質疑を存分にさせてもらいま したが、所管の返しの的確さに、頼もしさも感じたところです。

 

 

 

■ 台風18号襲来で地域を安全パトロール 2013.9.16

  前日からの台風18号の影響を確認するため、地域内をパトロールしました。大雨の時、必ず見て回らないと気が済まない箇所が10カ所以上あります。今回の 台風はあらだけの風が吹きながら、街路樹の倒木なども見られず、市の担当者に手配する箇所はありませんでしたが、一部市内北西部では床下浸水もあったそう です。秋は気象変動も激しく、今後も注意を怠らず、地域の安全安心のパトロールを行っていきます。

(写真:増水している大栗川)

 

 

 

 

 

 

■ 議会基本条例議案を議長に提出 2013.8.30

  議会基本条例策定特別委員会で条例案がまとまり、8月30日午前、小林信夫議長に議案として第3回市議回定例会に上程するよう提出しました。素案準備会な ど検討機関を3つ跨ぎながら、4年近くに及ぶ議論の中でやっと条例文がまとまったものです。施行日を来年4月1日とし、9月18日の本会議に上程すること になりました。その後、記者会見を行い、条例の中身などについて説明を行いました。

 

 

 

 

 

 

■ 公明党東京都本部の夏季議員研修会 2013.8.27

  公明党東京都本部(高木陽介代表)の夏季議員研修会が8月27日、新宿区内で開催されました。山口那津男代表が出席し、「これからの統一外地方選挙を勝ち 越え、来年の結党50周年を大勝利で飾ろう」と訴えました。また太田昭宏・全国代表者会議議長(国土交通大臣)も駆けつけ、「徹して勉強して現場を歩き、 どんどん人に会って党の理解者を増やそう」などと強調しました。短い時間ながら、大変有意義な研修会となりました。

 

 

 

 

 

 

■ 街宣カーで街頭演説 2013.8.25

八 王子総支部の遊説カーを走らせ8月25日(日曜)、美濃部弥生市議とともに市内3カ所の街頭演説を行いました。都議選、参議院選の報告に加え、最近の市政 の課題などについてもご案内しました。新しい遊説カーを使い、高いところからではありましたが、道行く多くの方に聞いて頂くことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

■ 下柚木小通学路の安全対策で立ち会い 2013.8.23

  下柚木小学校の通学路安全対策のため、8月23日午前、南大沢警察署の交通安全担当者、市の道路管理者および学校教育部担当者の立ち会いの下、同校保護 者、副校長とともに現場4カ所を見て回りました。下柚木2丁目に住んでいる保護者の方から要望をうけ、関係各局と現場立ち会いの日を決めました。総勢10 人以上で約1時間半をかけて回り、具体的な対策の段取りも決まりました。かなり有意義な安全点検となりました。

 

 

 

 

 

 

■ 都市計画道路3・4・17号線の開通式 2013.8.11

  都市計画道路3・4・17号線の開通危険視起点が8月11日朝、同道路の教育センター南側部分で開催されました。都市計画決定から52年を費やし、やっと 完成した道路です。猛暑の中での開催でしたが、東西交通の利便に大きく影響するこの道路の開通式に、沿道地域の方たちが詰めかけました。

 富士森公園から山田駅に向かう一般都道「八王子城山線」、それに散田立体からめじろ台に向かう都計道3・4・58号線を繋ぐ道路の完成です。総延長1,182m、両側に3.5m幅の歩道を設置し、幅員は16m。浸透舗装 

になっており、歩道と車道の間も最新のバリアフリー化が施されています。

 事業認可が平成5年ですから、工事着手から20年を要したことになりますが、これまで横通しにスッキリ行けなかっためじろ台地域と富士森や小安地域が、数分で行けるようになりました。すごいことです。

 道路整備は最近も新滝山街道の全線開通が実現したほか、圏央道、南バイパスなどの重要道路の整備が続いており、今後、八王子は東京西端の交通の要衝になっていく様相を見せてきました。

(写真は3・4・17号線のめじろ台側の景色)

■ 八王子祭り、今年も賑やかに 2013.8.4

  八王子祭りが8月2~4日の3日間、開催されました。私は4日(日曜日)、八王子駅から西放射線通りを歩き、甲州街道を八日町方面に進んで本陣まで行きま したが、今年は例年以上の人出だったそうです。至るところ、お囃子や獅子舞が演技し、山車が引かれ、勇壮な姿に今年も感銘を受けました。

 

 

 

 

 

東急スクウェア横の西放射線の入口には、提灯を並べた巨大な門が設置され、賑わいの会場へ誘っていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 都議と告知街宣 2013.8.4

  都議選、参院選の報告を兼ねて、公明党八王子総支部の街頭演説会を8月4日午後、東急スクウェア前で行いました。ポスターで告知してありました街頭演説会 の実施ですが、ちょうど本市の一大イベントである八王子祭りの最終日ということもあり、遊説カーは出さず、ハンドマイクで演説を行いました。短時間ではあ りましたが、立ち止まって聞いて下さる方も多く、非常に価値的な街頭演説会でした。

 

 

 

 

 

 

■ 指定管理者制度の講座を受講 2013.7.31

  7月31日午後、PHP研究所主催による政策力アップ講座を受講しました。テーマは「指定管理者制度を100%活用する発想」で、講師は神奈川大学の南 学・特任教授。指定管理者制度は10年の節目を迎えますが、制度を理解している自治体は稀少であると、事例を引きながら解説してくださいました。3時間余 りで講演が終わり、質疑の時間が設けられましたので、真っ先に手を挙げ、担い手と施設の“相性”に対する所見を伺いました。時間オーバーで質問者が私一人 で終わってしまったのが残念でした。

 

 

 

 

■ 議会基本条例特委、条文(案)が確定 2013.7.30

  八王子市議会の議会基本条例を検討する特別委員会が7月30日開かれ、市民との対話集会、パブリックコメント聴取を踏まえて委員間協議を進めてきた結果、 最終的な条文(案)が確定するにいたりました。多大な時間をかけ、委員全員で活発かつ率直な意見交換を繰り広げてきましたが、最終文案は全委員が合意する 形でまとまりました。具体的内容は、事務局の文言整理を待ってアップしたいと思います。

 

 

 

 

 

■ 市課長職研修で東村都議が講演 2013.7.26

  八王子市は7月26日、課長職を対象とした研修会を本庁舎内で開催しました。テーマは「公会計制度」。講師として演壇に立ったのは、東京都に発生主義・複 式簿記の新公会計制度を導入した東村くにひろ都議、それに議会提案を受け、具体化を推進した副島建・東京都会計管理局会計制度担当部長。かなり専門的な テーマですが、東村都議のエピソードを交えた話しに、多くの職員が聞き入ってました。総務省改訂版の公会計を導入している本市も、新公会計制度導入に動き 出す“時”が来ている、と思いました。

 

 

 

■ TNT組合議会でグリーンプラザふじみ視察 2013.7.25

  多摩ニュータウン環境組合(TNT)の議会として7月25日、三鷹市と調布市の可燃ごみ共同処理施設“グリーンプラザふじみ”(調布市深大寺)を視察しま した。2市の市民40万人分の可燃ごみ焼却施設です。本年3月に竣工するまで、調布市のごみ処理をTNTで受託していた関係から、どのような施設として完 成したのか関心がありました。2年間のブランクを経てこの6月、TNT議会の一員に復帰して早速、最新鋭のエコプラントを視察でき、大変興味深くレク チャーを伺わせて頂きました。

 

 

 

 

  この施設の建設に当たっては、PFI方式も考えられたそうですが、金利面などから判断し、最終的に自治体が資金調達を行う公設民営のDBO方式 (design、build、operate)が採用され、公募に3グループが応札、審査の結果、JFEエンジニアリングが落札しました。炉は全連続燃焼 式ストーカ炉で、焼却能力は288㌧/日(144㌧/日×2炉)。発電能力は9,700キロワット/時と大きく、東京電力への売電収入は4月で2,727 万円に上ったと言います。

 

 総事業費は101億円ですが、公設民営方式のため年間運営費は6億円で、内訳は委託料2.5億円(組合からの支払い)、売電収入が3.5億円。年間のごみ焼却量が6.5万㌧を下回る場合、それに売電収入が3.5億円を下回る場合は組合から補填を行うそうです。

 

 

 地元住民との協議の中で、廃熱利用の温浴施設併設も提示したそうですが、環境学習を充実してほしいとの意見が多く、温浴は作らないことなったそうです。工場ジオラマの煙突を握っている写真を添付しましたが、そうした考えの一環で、さわれる模型にしたそうです。

 

 

■ 公共施設マネジメントに関する講座を受講 2013.7.24

  7月24日午後、PHP研究所による政策力アップ講座「秦野市ではなぜ進む!?公共施設マネジメント--シンボル事業で市民と合意形成」を受講しました。 秦野市(神奈川県)の公共施設再配置推進課の志村高史・専任主幹を講師に、将来的に財政運営に多大な影響を及ぼすと見込まれる公共施設更新問題(時限爆弾 と表現)にどう対処してきたのか、全国模範の取り組みとされる事例を学ばせてもらいました。質疑含めて3時間でしたが、質問時間が少なく、もうちょっと時 間がほしいとさえ思った講演会でした。

 

 

 

■ 参院選、都議選勝利し都本部議員総会 2013.7.24

  6月23日の都議選、7月21日の参院選を大勝利する中、公明党東京都本部は7月24日、山口那津男代表を迎えて議員総会を開催しました。都議選から参院 選と息つく間もない選挙戦でしたが、全員(23人)当選の都議も勢揃いし、山口代表の下、市区町村会議員も一堂に会し、新出発の議員総会となりました。山 口代表は「地域に根ざし、チーム力があって、国民の声をよく聞く公明党に、与党内でのチェック機能を果たしてほしいとの期待が高まっている」とし、今後の 政権運営に「結束して臨みたい」と強調しました。

 

 

 

■ 地域の夏祭りを駆け足で 2013.7.20

  学校の夏休みが始まった最初の土曜、7月20日、地域で夏祭りが開かれ、私は7町会のお祭り会場を訪問しました。どの会場も子どもを中心に人で溢れ、もの 凄い地域の熱気と活気を感じました。多くの子供たちにとって良い思い出の一日なることを念願し、駆け足で会場を回らせて頂きました。

(写真:みなみ野3丁目町会の夏祭り)

 

 

 

 

 

■ 参院選、山口代表の八王子街宣 2013.7.17

参議院選挙も終盤にさしかかった7月17日、山口なつお代表が八王子入りし、演説を行いました。猛暑、酷暑の中、自ら候補 でありながら全国を飛び回る代表が街宣カー上に登場。その姿を見て、目頭が熱くなりました。自公でネジレ解消、そして公明党の政権における重要性・・・真 摯かつ情熱的な訴えに、多くの歓声と拍手が寄せられていました。