■ 活動レポート2013年前半


■ 任期中最後の厚生委員会で挨拶 2013.5.28

 今任期前半の2年間、委員長を務めさせて頂きました厚生委員会の最後の委員会が5月28日開かれ、報告事項の説明、質疑の後、委員長退任の挨拶を述べました。

  委員長の退任を拝して以来、活発な委員会活動に努め、委員の協力もあって2年間で8団体・計11回の懇談会を実施、うち八南歯科医師会、八王子薬剤師会、 獣医師会八王子支部、私立幼稚園協会、民生・児童委員協議会の5団体とは委員会として初めて懇談会を実施することができ、貴重な情報、意見を伺うことが出 来ました。

 実際、懇談会で示された八王子医師会からの要望について、委員員会の正式議案として審議することを決め、本年3月1日の委員会で議案 審議を行いました(初)。これは、南多摩医療圏5市における予防接種の相互乗り入れ拡充を求める要望で、所管からの説明、質疑の結果、委員会としても重要 事項との認識で一致、積極的に取り組むように望む意見の提示を行いました。

 このほか、市内視察も活発に行い、八王子児童相談所、八王子少年鑑別所、多摩少年院、市内中核病院(東海大病院、医療センター)および小児障害メディカルセンターを訪問、施設見学とともに活発な意見交換を行いました。

  委員会としての今期最大のエポックは、市民からの請願に基づいて画期的な条例制定の実現であると思います。一般市としては全国初となる障害者差別禁止条 例、正式には「障害のある人もない人も共に安心して暮らせる八王子づくり条例」が23年12月議決、24年4月施行となりました。22年12月議会に障が い当事者の皆さんから条例制定を求める請願が上がった際、紹介議員を代表して趣旨説明、委員からの質問への回答に当たった者として、成立した請願内容が実 際の議案として、自分が委員長の時代に審議され、制定されたことに感無量の思いがしました。

 今年6月から、新たに総務企画委員会の一員として活動することになりました。行財政全般、市民協働、生活安全などを担当する委員会です。私の議員一年目に所属した委員会であることから、古巣に戻った感じもあります。今後もしっかり取り組んでいきます。

 

 

 

■ スタンドパイプのデモンストレーション 2013.5.21

  東京都水道局の主催により、スタンドパイプと消火栓を活用した消火作業、応急給水のデモンストレーション作業が行われました。午前と午後の2回、市役所近 くの元本郷浄水所で市職員、議員など参加して行われたものです。都は25~27年度の3年間で2,600セットを購入(写真左はセット内容です)、市区町 村に貸与することを決めており、本市も名乗りを上げています。スタンドパイプとはどういうものか、デモでしっかり見させてもらいました。

 

 通常はマンホールの下にある消火栓、そしてそれにスタンドパイプを繋いだ様子を見せてもらいました(写真右)。金色に光っているのがスタンドパイプです。特殊な工具で接続し、そこから消防ホースや応急給水設備に水を流出

 

 

 

写真左は、応急給水設備に接続し、飲み水を提供しているところです。

 本市が周遊する給水車は1台(2㌧積み)しかなく、市内にある18カ所の給水施設とあわせ、大震災などで給水体制には不安が否めなかったわけですが、この方式で給水対策が充実します。なにせ市内の全消火栓数は約7,000カ所に上るのですから。

 

 

 消防ホースに繋いで放水している模様です。東京都に対して働きかけてきた東村都議が、参加者を代表してホースを握りました。「全然力が要らない」と実感を 訴えていましたが、確かに大震災で同時多発的に火災発生した際、筋肉隆々の若い人でなくても近所の方たちが初期消火を行えるこいとが今回のデモで確認され ました。

 

 私はスタンドパイプの導入、自主防災組織への供与を2年ほど前から議会で提案してきました。今回のデモを踏まえ、6月議会の一般質問でもう一重、周知や実務研修の必要性を訴えました。

 

 

■ 総合水防訓練が行われる 2013.5.18

  八王子市の平成25年総合水防訓練が5月18日(土曜)朝、市役所近くの浅川河川敷で行われました。鮮やかなグリーンの上で消防団、消防署、市役所などの 各部隊による水防工法が展開され、救助活動の実技も行われました。集中豪雨のシーズンが近づくタイミングでの総合水防訓練は、減災の観点から大変重要な取 り組みと感じた次第です。

 

  市保有の給水車も出動しました。タンク容積は2,000リットル。ステンレスタンク搭載で高価なため、本市に1台しかない貴重な車両です。いざという時、 全市民に飲み水を供給するには不足と議会で訴えたところ、代替案として既存の飲料水タンク18基を市の軽トラックに積載して搬送する手だても考案されまし た。総合防災訓練などで一度、デモンストレーションしてもらいたいものです。

 

 

 ハイパーレスキュー隊の遠隔操作による放水ロボット“ドラゴン”です。子供たちからの人気はすごいものがありました。

■ 一筆箋「八王子ものがたり」お披露目の集い 2013.5.12

  5月12日、八王子ボランティアネットワークの皆さんが制作された一筆箋“八王子ものがたり”のお披露目式が開催されました。八ボさんは、はちバスサブレ の製造販売、センター元気の運営委託、八王子インフォメーションセンターの運営支援なども行っています。八王子をPRするために制作した一筆箋は、写真の バージョンを含め6種類。それぞれ素晴らしい作品でした。市長も参加しましたが、会場は熱気で溢れ、市民力の強さを改めて感じました。

■ 第9回学生天国 2013.5.12

  第9回学生天国(八王子地域合同学園祭)が5月12日(日曜)、西放射線通り“ユーロード”をメイン会場に開催されました。今年のテーマは「smile みつかる!」。横山町公園で行われた開会式に出ましたが、学生プロレスのリングをステージに活用し、学生・来賓がこれを取り巻くように行われました。壇上 で挨拶した来賓の皆さんから、学生の地域貢献に対する期待を込めたメッセージが披露されました。

 

 

 学生プロレスの模様です。

  例年、非常な盛り上がりを見せますが、今年も老若男女、多くの方が足を止め、数々の技のかけ合いに歓声を上げていました。タイトルを掛けたメインイベント は、感動さえ覚えるほどの内容でしたが、私もこの年になってくると、怪我しないようにという心配の方が先だってしまいます。

■ 第4回心のアート展を鑑賞 2013.4.29

  4月29日、東京芸術劇場に足を運び、社団法人・東京精神科病院協会主催による「第4回心のアート展」を鑑賞しました。24日から6日間会期で行われた同 展の最終日、わずかな時間を縫ってお邪魔したのですが、一つ一つの作品が素晴らしく、もっと前の日程で来れば良かったと後悔しました。今回のテーマは「そ れぞれの感性との出会い」。協会会員67病院から公募した作品のほか、パリ郊外の精神科病院メゾン・ブランシェ内で1983年からアトリエ活動してきた 「アトリエ・ノンフェール」の作品が日本で初めて展示されており、これも見応えありました。素晴らしかった。次回の第5回展が今から楽しみです。

 

 

 

■ 第14回フラワーフェスティバル由木 2013.4.28

  陽光眩しい4月28日、第14回フラワーフェスティバル由木の会場を訪ね、市長や議長らとともに式典にも出席させて頂きました。前回は10万人の来場と言 うことですが、感覚的には昨年より賑やかさを増している感じがします。式典では、毎年恒例のなみのり/なみのり第2保育園のお子さんによる鼓笛隊演奏があ りました。直射日光の強い中、一生懸命な演奏が本当に素晴らしかったです。

 

 

 

 

 

■ 議会条例策定で専門家との検討会 2013.4.26

 八王子市議会の議会基本条例策定特別委員会は4月26日、八王子市議会基本条例素案に関する専門家との検討会を開催しま した。財団法人・地域開発研究所の牧瀬稔主任研究員を講師に、条例素案に対する評価をいただき、それに質疑を行ったものです。私は民生・児童委員推薦会の 会合とバッティングしたため途中合流となりましたが、これまでの取り組みスタンスで良かったとの確証を得られた一方、牧瀬先生ご指摘の改革度チェックの第 3者機関設置は必要不可欠と改めて思いました

 

 

 

■ 議会基本条例素案で市民と意見交換会 2013.4.23

  八王子市議会の議会基本条例策定特別委員会は、このほど策定した条例素案に対する市民意見を直接聞くため、東急スクウェア12階の学園都市センターで4月 23日夜、「市民と議会の意見交換会」を開催しました。本市議会始まって以来の取り組みで、試行錯誤の面もありましたが、やって良かったと思っています。 座席数216人という会場に約140人が来場しました。

 意見交換会では、前半で逐条解説を行い、休憩時間を設けて場内の質問票を回収、それを楽 屋前廊下で14人の委員が仕分けを行い、担当を決めてお答えしました。私は議会事務局の独立性に関する質問に答えました(写真)。現在、4月15日~5月 15日の期間でパブリックコメントを実施中ですが、会場でいただいた生の声もきっちり受け止め、条例案の策定に反映させていきたいと思います。

  司会が閉会の挨拶を終えると、自然に場内から拍手がわき起こり、これは参加された市民の方たちの期待を表わしたものであろうと感じました。また来場者の反 応、表情をみて、4年がかりで取り組んできた条例制定に向けた取り組みも、ここでいよいよ最終の詰めに入ったことを実感した次第です。八王子市議会は市民 に一層信頼される議会を目指し、改革に向けた大きな一歩を踏み出しました。

 

 

■ 厚生委員会と獣医師会八王子支部との懇談会 2013.4.24

  市議会厚生委員会と東京都獣医師会八王子支部との懇談会が4月24日午後、開かれました。委員会側から要望し、はじめて獣医師会さんとの懇談会が実現しま した。同支部からは診療の合間を縫って秋山支部長をはじめ16人の役員が出席して下さり、犬猫の殺処分問題、災害時における動物救護活動、個体識別のため のマイクロチップ装着の取り組み、動物由来の伝染病対策、学校飼育動物への対応、地域猫対策など、実に多岐にわたるテーマで懇談を行いました。これらの分 野について、ここまで詳しく伺ったことがなく、ほとんど教えていただく形でしたが、貴重なご指摘を真摯に受け止め、きちんと施策に反映させていく必要性を 強く感じました。

 

 

 

■ 福島県いわき市の浜風商店街を視察 2013.4.18

  八王子市議会議員団の一員として4月18日、福島県いわき市久之浜町の浜風商店街を訪問しました。3.11東日本大震災で津波の被害を受け、福島第一原発 から30㎞圏内のため放射線被害を避けるため住民の一時避難を余儀なくされた同町にとり、復興の旗印とも呼べるのが、10店舗で23年9月にオープンした 浜風商店街です。元気いっぱいなご婦人方から蒟蒻のみそ田楽をご馳走になり、一部が復興費に充てられるという花の種入りプランターを購入させてもらいまし た。

 

 

 

 

■ 東村都議の都政報告会 2013.4.16

  4月16日夕、東村邦浩都議(公明党八王子総支部長)の都政報告会が市内で開催されました。都政改革を推進するとともに、八王子の街づくりに重要な役割を 果たしている都議の、活動のもようを伺いました。八王子はもっともっと魅力ある街に進化していくことを確信した都政報告会でした。

 

 

 

 

 

 

 

■ 厚生委員と八王子薬剤師会との懇談会 2013.4.9

  市議会厚生委員会と八王子薬剤師会との懇談会が4月9日午後、市議会第3・第4委員会室で行われました。厚生委員会側から要望し、今回はじめて薬剤師会と 意見・情報交換の場を持つことができたものです。薬剤師会からは根岸会長を筆頭に役員の方たちが出席してくださり、ジェネリック医薬品(後発医薬品)普及 状況、ネットでの市販薬販売、大規模災害時の対応、薬剤師の訪問活動、自己注射後の注射針回収などのテーマで意見交換を行いました。薬剤師会さんからは委 員一人一人に資料ファイルを頂き、非常に分かりやすい説明をしてもらい、貴重な情報、ご意見をいただきました。いくつか具体的な問題箇所も見つかりました ので、担当部局には早急に是正を促したいと考えました。それ以外にも多くのご指摘を頂き、今後、議会で政策発信していきたいと思いました。

 

 

 

■ 七国小学校の入学式 2013.4.8

  4月8日、市内全公立小学校の入学式が行われ、私は七国小学校の式典に出席させて頂きました。感動しました。親御さん達の思いはいかばかりでしょう。七国 小の新1年は159人で、1学年は5クラスの編成。全校児童数は876人と市内指折りのマンモス校です。教室を増築しますが、市教委が昔、一旦決めたよう に、もし君田小学校の建設を取り止めたままだったらどうなっていたか・・・背筋が寒くなります。また、今年度から全小学校にスクールカウンセラーが配置さ れます。いじめ対策などの強化に熱く期待し、学校を後にしました。

 

 

 

■ 小山内裏公園の南大沢さくらフェスタ 2013.4.7

  南大沢の都立小山内裏公園で4月7日、毎年恒例の南大沢さくらフェスタが開かれました。晴天に恵まれ、桜は散ってましたが、チューリップやスミレなど、色 とりどりの花が咲き誇る中、磯辺焼きや炊き込みご飯などを堪能しました。看護学校の入学式後にお邪魔しましたが、妻が朝から役員で出動しており、こういう 時の仕事っぷりには、ただただ脱帽です。

 

 

 

 

 

 

■ 市立看護専門学校の入学式 2013.4.7

  八王子市立看護専門学校の入学式が4月7日に行われました。14期生40人の決意漲るお顔を拝見しました。来賓挨拶で八王子医療センターの副院長は「3年 間学び、人としても大きくなって医療界に進出することを願っています」と祝し、同院の副看護部長も「看護師は病気と向き合う人に安心と希望をあたえる仕 事。強く正しく優しくあれ」(いずれも主意)と激励。人の命に携わるだけに責任も重い、医療の世界に進み始めた“八看”新入生の皆さんの、将来の大活躍を 心から願いました

 

 

 

 

■ 西片倉町会のお花見の会 2013.4.6

  西片倉町会の第4回花見の会が4月6日、片倉つどいの森公園の屋外ステージで行われ、私もご案内をいただき、お邪魔しました。石森市長も駆けつけ、同町会 の活動に対する表彰を行いました。由井雷太鼓や二胡の演奏、よさこいソーランの演舞も行われ、参加者にとって素晴らしい思い出に残る花見の会となりまし た。

 

 

 

 

 

 

 

■ 防災減災など署名簿を市長に提出 2013.4.5

公明党八王子総支部(総支部長=東村邦浩・都議会議員)は4月5日、石森孝史市長と面会し、党員を中心に3月に展開した署 名運動の署名簿を提出しました。市長に手渡したのは、「防災・減災総点検の早期実施と公共施設の修繕改修の速やかな実施を求める署名」1万7,707人 分、「都民の生命を守るがん対策の充実・強化を求める署名」1万4,393人分で、東村総支部長から主旨を説明するとともに、早急な予算化を要望しまし た。市長からも「前向きに検討していきたい」との回答が寄せられました。 

 

 

■ 厚生委員会で八南歯科医師会と懇談会 2013.4.4

  厚生委員会と東京都八南歯科医師会(阪柳敏春会長)の懇談会が4月3日夜、市議会の第3・第4委員会室で開催されました。最近の歯科医療の現状と課題を伺 うため、厚生委員会から同歯科医師会に要望し、今回初となる懇談会となったものです。事前に設定していたテーマは、健康長寿のために歯科の果たす役割、歯 科口腔保険法とこれからの歯科医療、災害時の歯科医療ーーというもので、会長さんをはじめ20人の理事さんが出席して下さいました。1時間程度の予定でし たが、1時間40分の懇談となり、終了は21時10分。医療・介護との連携、成人歯科検診の受診率と本人負担額の関係など、実際には話題は滝に及び、非常 に中身の濃い、示唆に富んだ懇談会となりました。その内容は、私としても今後しっかり市政に反映していきたいと思いました。

 

 

■ ハイパーレスキュー隊の発隊式 2013.3.30

  東京消防庁第9消防方面本部の消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)発隊式が3月30日、八王子市役所の体育館で開催されました。東京消防庁で第5隊 目となる同レスキュー隊は、震災・大規模災害(既存3隊)、NBC(放射性物質、病原菌、毒劇物)災害(既存1隊)の両方に対応できる、初めての部隊とな ります。小宮に仮隊舎を起きますが、鑓水地域に整備される本隊舎に27年に移転する予定です。

 

 

  この式典には、猪瀬東京都知事、本市を初めとする第9消防方面の自治体首長が列席しました。消防総監の訓示では、同レスキュー隊の隊員は首都直下地震、南 海トラフ沖地震の対応に加え、NBC災害にも対応するため、2カ月半にも及ぶ入念な研修・特別訓練を行い、発隊の日を迎えたことが紹介されました。総監か ら部隊旗(写真1枚目)が授与され、その旗を先頭にレスキュー隊が出発しました(写真2枚目)。隊員の決意も固き表情は、神々しいほどでした。

  式典の後、多くの市民、報道陣が見守る中、市役所駐車場で演技が披露されました。写真左はNBC災害対応の特殊車両で、日本に1台しかない除染車です。有 毒物質に暴露した要救助者を除染するため、本体部分に脱衣兼シャワー室を設け、さらに車両後部には担架搬送者用に折りたたみ可能な昇降式除染室が配置され ています。この日の訓練では、オレンジ色の防護服を着た隊員が、有毒物質が漏れているタンク近くで重量物に挟まれた人を救助、除染車の中で処置する様子を 披露していました。

 

 写真4枚目のように、除染車で処置した要救助者を救急搬送するため、市役所本庁舎の議事堂の屋上から、ホバリング中の消防ヘリにワイヤーロープで隊員ごと収容する訓練も行われました。

 

 

  写真5枚目、遠距離大量送水装備(スーパーポンパー)というものです。消防水利の寸断が予測される震災時の延焼火災や、近くに消防水利のない山火事に対応す るため、遠方の海や川から火災現場近くで活動するポンプ車に大量送水するもので、写真のホース延長車は長さ3㌔に及ぶホースを収納しています。

 

  写真6枚目は、テレビで見たことがある方も多いのではないでしょうか。東京電力・福島第一原発の事故に対し、炉を冷やすためにコンクリート圧送車を使って上方 から放水する取り組みが行われました(公明党の提案で実現したものでした)。そうした危険物火災、高所火災の消火活動を専門に行う“屈折放水塔車”という もので、最大22mの高所からの放水も可能。消火薬剤タンクを積載しており、泡放射もできるそうです。

 

  写真7枚目の車は、“高踏破偵察車”というもので、6輪駆動により悪路に対する高い走破性が特徴で、さらに車内陽圧機能により放射性物質および毒劇物などの車 内侵入を防ぐことができるという特殊災害対策車です。同社はまた、車両外部に各種分析装置を設置して車内でモニタリングを実施することができ、伸縮柱付監 視カメラ、超音波風向風速計などで車両周辺を監視することも可能としています。

 

多くの市民とともに、様々な演技を目が飛び出んばかりに見入ってしまいましたが、演技終了後、無人放水車(愛称:“ドラゴ ン”)と一緒の写真を撮りました(写真8枚目)。今回発隊したハイパーレスキュー隊第5隊は、私たちの街はもちろん、東京を、日本を、そして場合によっては世 界をも守ってくれる特殊チームであり、今後の活躍に心からの期待をかけました。

■ 遊説カーで街頭演説 2013.3.23

 美濃部市議と市内3カ所で街頭演説を行いました。アウターを脱いで街宣カーに立つのは、今年初めてです。国、東京都、八王子市の25年度予算に反映された公明党の政策提案についてご紹介いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

■ 25年度予算で総括質疑 2013.3.12

 平成25年度予算の審議のため設置された“予算等審査特別委委員会”で私は3月12日、総括質疑に臨みました。行財政改革、防災・減災、障害者福祉、介護保健事業などのテーマで質疑を行いましたが、特に今回力を入れたのは「学校のいじめ問題」への対応です。

  総支部長の東村邦浩・都議にずっと前から重要課題として訴えてきた、小学校全校へのスクールカウンセラー派遣について、東京都は25年度から都内全公立小 学校(プラス都立高校)への臨床心理士派遣の予算付けを行いました。スクールカウンセラーは軽度発達障害のお子さんへの対応だけでなく、いじめ事件の解決 に多大な成果を挙げている報告がされています。文教経済委員会に所属していた時から、中学校全校への配置がされても、小学校は一部にとどまっている現実を 改め、早急に全校派遣を実現すべきと訴えてきたのですが、少しづつ改善してきたといえ、本市では都費13人に市単独の8人を加えた計21人による、21校 への派遣に止まっていました。

 ここで東京都の大英断で、本市も4月から全70小学校に臨床心理士が週1回派遣されることは、大変画期的なことで す。しかし、市単独で配置していた8人の派遣費用を都が負ってくれるのなら、その予算を皆減とする(全てなくす)のでなく、不足しているスクールソーシャ ルワーカーの増員に回すべきと総括質疑で提案しました。

 校内で児童生徒の相談に応じるスクールカウンセラー(SC)と違い、スクールソーシャル ワーカー(SSW)は登校出来ない子どもの家を訪問し、問題解決に当たるのが仕事です。資格も社会福祉士のタイトルが必要になります。小中あわせ4万 3,000人の児童生徒が学ぶ本市が配置しているSSWは、たったた2人。しかし、23年度の家庭訪問件数は、前年度比で約5倍に増えています。総括質疑 に臨む前、何度も市教委の担当者に今回の質問の主旨を訴えましたが、言われるまでもなく25年度に1人増員予定だったとし、あまり積極的な反応はありませ んでした。

 質疑では教育長に、都負担に代わる8人分のSCの予算を、一部でもいいからSSW増員に回すよう訴えましたが、実質的に前進を意味す る答弁はありませんでした。しかし、ここで諦める気はありません。その時も重ねて要望するとともに、「いじめ根絶条例」の制定も行い、この問題でやれるこ とをすべてやっていこうと訴えました。今後も一つのライフワーク的テーマとして取り組んでいきます。

 

 

 

 

■ 女性健康週間で街頭演説 2013.3.3

  女性の健康週間に併せ、公明党八王子総支部として女性議員を中心に街頭演説を市内2カ所で実施、私は地元地域である南大沢駅前会場に同行しました。小林鈴 子、美濃部弥生の議員2人が街宣車上で演説する際、車載スピーカーでは声が遠くまで届かないため、ポータブルスピーカーにワイヤレスマイクから音声を飛ば す方式を採用してみましたが、予想以上にいい感じで出来ました。女性党員さんが健康チラシを配布してくださいましたが、手にとってご覧になる方たちは結構 多かったと思います。

 

 

 

 

 

■ 看護専門学校の卒業式 2013.3.2

  八王子市立看護専門学校の卒業式に、厚生委員会メンバーとして参加させて頂きました。99単位・延べ3,000時間に及ぶ授業、実習を受け、晴れて卒業す るのは38人。市内医療機関に6割の方が就職するそうです。卒業証書を受ける際、一人一人、校長からに声をかけられ、心温まる卒業式でした。卒業生は万感 の思いを込めて「仰げば尊し」を斉唱し、涙を流して歌う人もいました。医療現場に出れば、様々な困難や失敗もあるでしょう。しかし、我慢強く前に進み、乗 り越えて行かれることを心から願いました。

 

 

 

 

 

■ 厚生委員会で補正予算など審議 2013.3.1

  平成25年第1回市議回定例会の初日に行われた石森市長の補正予算提案を受け、厚生委員会は3月1日、委員会に付託された案件を審査しました。また、委員 会からの議題「調査事項」として、八王子市医師会との懇談会(1/15日開催)の際に示された南多摩医療圏5市の予防接種相互乗り入れの要望について、現 状や課題に関する市の見解を聞き、質問を行いました。相当にハードルが高いテーマですが、市境を跨いでかかりつけ医を持っている人は、予防接種をかかりつ け医以外で行わざるを得ない現状は安全性、利便からも解決に向け検討すべきこととの認識が委員からも示されましたので、意見を総括する形で、委員長である 私から検討事項とするよう所管に伝えました。

 

 

 

■ 中核市移行調査特別委員会を傍聴 2013.2.26

 八王子市議会の中核市移行調査特別委員会の第3回会合が2月26日に開催され、傍聴しました。本市の中核市移行に関する 東京都との第3回協議会(2月20日開催)を受け、その報告に対する質疑が行われました。中核市移行に関しては、都単独事務・都補助金の都の取扱がどうな るかが焦点になっており、見直し対象が示されたことへの報告がありました。次回は3月中の開催になるそうです。

 

 

■ 第25回由木中央市民センターまつり 2013.2.24

  2月23,24の両日、第25回由木中央市民センターまつりが開催されました。毎年秋に行われていたセンターまつりですが、昨年末からトイレや図書室など 工事が行われたたため、年をまたいでの開催となったものです。展示や演芸大会の模様も拝見しましたが、素晴らしい内容でした。地域コミュニティづくりに欠 かせない重要拠点であることを改めて実感しました。

 

 

 

 

 

 

■ 遊説カーで街頭演説 2013.2.24

  八王子総支部の街宣カーを使い、美濃部市議と市内3カ所の街頭演説を行いました。市議会の第1回定例会の開幕直前であるため、議案である24年度2月補正 予算、25年度当初予算に盛り込まれた市議会公明党の政策提案を報告するとともに、国政・都政における公明党の戦いを紹介しました。お買い物の途中に足を 止めて聞いて下さる方もおられ、やりがいを感じた街頭演説会となりました。

 

 

 

 

 

■ 行革審の議論を傍聴 2013.2.21

 2月21日、石森市長の下で初めて策定する行財政改革プランを議論する、第8次行革審の第9回会合を傍聴しました。

 

 

 

 

■ 八王子市青少年問題協議会 2013.2.21

 2月21日、第152回八王子市青少年問題協議会が本庁舎で開催されました。市長を会長として、3警察署の署長や八王子 児童相談所所長、八王子少年鑑別所長、多摩少年院長、青少対代表、保護司会代表、小中高校長会代表などで構成され、議会からは議長、文教経済委員長、厚生 委員長(私)がメンバーとなっています。年に1度の全体会となるもので、青少年健全育成基本方針25年度重点目標などについて協議を行った後、警察署から の報告をベースに少年非行に対する情報交換などが行われました。私はいじめ問題について何点か聞きました。児相所長や鑑別所長から様々発言があり、1時間 半に渡る協議会は、私にとっても有意義なものになりました。

 

 

 

 

■ 市教委の定例会を傍聴 2013.2.20

 

 2月20日、八王子市教育委員会の第18回定例会を傍聴しました。傍聴可能の議題を先に審議し、人事など公開できない議 案を後で行う形になっています。私が傍聴したのは「卒業式および入学式のお祝いのことばについて」という議案と、屋根貸しによる太陽光発電装置の配置とい う報告についてです。委員の質問は的を射たものが多かっように思いますが、この時はたまたまかも知れませんが、所管の答弁は若干ちぐはぐな感じがしまし た。今回初めて定例会を傍聴しましたが、今後は極力時間を割いて傍聴していこうと思いました。

 

 

■ 厚生委員会、私立保育園協会と懇談 2013.2.15

  厚生委員会と八王子市私立保育園協会(斉藤和巳会長)の懇談会が2月15日(金曜)午後、市役所内で行われました。年1度のペースで行っている懇談会で、 協会からの市への要望、中核市移行の保育事業への影響などに関して意見・情報交換を行いました。セキュリティ強化の必要性、保育士不足問題、子ども家庭支 援センターとの連携強化、多摩ニュータウン地域への公立保育園の設置要望など、広範な分野で意見交換を行いました。自公連立政権が編成した25年度当初予 算では、待機児解消に前年度比294億円増の予算を付け、受け入れ数を7万人増やす方向です。それを実現するには、現場の声を聞き、しっかり受け止めるこ とも必要不可欠と思いました。

 

 

■ 厚生委員会が開かれる 2013.2.15

  平成25年第1回定例会を目前に控えた2月15日(金曜)、厚生委員会が開かれ、市側から5つの報告事項の説明を受けました。①社会福祉法人に関する権限 移譲②地域包括支援センターの愛称決定③東海大学八王子病院隣接地への院外薬局設置④八王子食肉処理場に関わる訴訟経過⑤八王子食品衛生監視指導計画の策 定ーーという内容です。

 

 ①は、第2次一括法の施行に伴う社会福祉法改正により、本年4月から社会福祉法人の設立認可、指導検査などの事務が都か ら市に移譲されることの報告で、市の受入体制などについて説明がありました(対象法人は51団体)。②については、高齢者の相談拠点として市内15カ所で 運営している地域法活支援センターの愛称公募の選考結果の報告で、「高齢者あんしん相談センター」となりました。愛称の末尾に「左入」とか「片倉」などと 付くそうです。

 ③の東海大病院(写真)の案件は、開院から10年の長きにわたって薬局を院内に設置していたものを、隣接の駐車場(市有地)を用 地として貸し出し、東京薬科大学の学生の実習薬局として26年4月、院外薬局を開設するというものです。八王子薬剤師会とも連携しながら在宅医療に必要な 無菌調剤室、震災に対応できる薬品備蓄戸を備え、地域に貢献できる薬局としての運営を予定しているそうです。

 このほか、委員会終了後に懇談会に 切り替え、1月15日に八王子医師会と懇談会を行った際、要望が出された予防接種の南多摩医療圏5市相互乗り入れについて、委員会の取り扱いを協議しまし た。その結果、まずは次回委員会の議題として正式に取りあげ、現状及び課題・問題について市に説明させ、質疑を行うこととなりました。

 

 

■ 市議会議員研修会で青山先生の講演聴講 2013.2.12

  第51回東京都市議会議員研修会が2月12日、府中の森芸術劇場で開かれ、青山・明治大学公共政策大学院教授(元東京都副知事)の講演をうかがいました。 演題は「自治体と防災-東日本大震災の反省を踏まえて」。青山先生は、都職員時代に三宅島噴火対策に当たった経験などを語りつつ、東日本大震災で浮き彫り となった災害対策上の問題点に触れました。被災地への現地調査の結果、「待ったなしは空間・水・トイレ・通信」と指摘したほか、「大規模災害時、議会が 黙っていた方が良いということはない。こういう時こそ議会に働いてもらいたい」と強調。示唆に富んだ講演でした。

 

 

 

■ 特養ホームのボランティア 2013.2.10

  公明党八王子第10支部のボランティアグループ“いるかグループ”として2月10日(日曜)午前、2カ月に1度のペースで行っている特別養護老人ホームの ボランティア活動を行いました。今回の出動は総勢7人。車椅子の空気入れ、洗濯物たたみを行いました。参加した皆さんも明るく、元気に和気藹々と作業を進 めてくださり、約1時間のボランティア活動はあっという間に過ぎました。

 

 

 

 

 

 

■ 中央大学の議会改革シンポに参加 2013.2.9

  中央大学経済研究所の主催で第25回中大学術シンポジウム「東京における地方議会ー市民の期待と現実」が2月9日(土曜)午後、羽村市生涯学習センターで 開催され、私も聴講させてもらいました。議員バッジをつけた人が目立って多かったのですが、特に公明党の他市の議員が多数来場しているのに驚きました。3 時間強のシンポジウムでしたが、内容が充実し、あっという間に時間がたってしまいました。

 シンポジウムは増田寛也・元岩手県知事が基調講演を 行った後、八王子市議会でも議会基本条例素案準備会の中で発意し、一度、全議員の前で議会改革の流れをレクチャーしてもらったことのある佐々木信夫・中大 教授が地方議会・議員の役割について問題点を整理する形で講演しました。そして、お二人がコーディネータとなって金井利之・東大教授、谷隆徳・日本経済新 聞論説委員、野村有信・前都議会議員、増田祐一・杉並区議をパネラーに、「政治的無関心と都市議会の再生」と題してディスカッションが行われました。

  この中で、“地方議会をどう変えれば市民に信頼されるのか”というテーマで、谷氏が主張した「一番求めたいのは議員同士の討議。役人相手の質疑だけでは面 白くない。議員討議で争点や問題点を明確にすべき」(主意、以下同)という主張は素直に肯けましたし、「高校生に議会に来てもらって傍聴してもらったり、 小中学校に議員が出向いて講演する機会を作ってみたら」という提案も大事な指摘と思いました。辛口論評で有名な金井教授は、「議会が住民を排除しているか ら無関心になる。執行部の用心棒のようであってはならない」という話をされたり、場内から拍手が起きていました。

 このほか、増田氏が話した内容 で、予算編成は首長の特権だが、アメリカの手法に習い、この分野を増額し、その財源はここから生み出すという、そうした権限を議会に認めていいのではない か、という問題提起はぜひとも具体化していかなければならない、と痛感した次第です。全国レベルのシンポジウムで拝見する議会改革のエキスパートのお歴々 が、三多摩の会場で熱く議会改革の必要性を語られたことをしっかり受け止めて、今後に活かしていきたいと思いました。

 

 

■ ニュータウン対策特別委員会が開かれる 2013.2.5

 八王子市議会のニュータウン対策特別委員会が2月5日に開かれ、多摩・八王子の両NT事業の概要、今期研究テーマである“地域コミュニティの形成のあり方”に関する議論などを行いました。(写真は南大沢の高層集合住宅)

  今回の市報告によると、戸数・人口は多摩NTが3万4,785戸・8万7,173人(八王子市域、本年1月時点)、八王子NT(みなみ野シティ)が 8,238戸・2万2,759人(24年9月時点)。新たな施設立地として、多摩NTはプリマの老人福祉介護施設(鑓水2丁目、25年7月開業予定)、日 本品質保証機構の試験所(南大沢4丁目、27年11月開業予定)、みなみ野はオリックスによるコンビニ(みなみ野中学校北側、25年2月開業予定)、永生 会の病院(みなみ野5丁目、27年4月開業予定)などの報告がありました。

 これら報告を受け、私からは、みなみ野シティの中で七国の人口増加が顕著なことから増築予定の七国小、七国中の学級数の現状および見込みを聞くとともに、現在の施設立地はほとんど都市機構(UR)の所有地であることから、市と機構の連携強化を改めて強く求めました。

  研究テーマのコミュニティ形成については、昨年、特別委員会として実施したNT地域の自治会・町会アンケートの結果をもとに抽出された課題として、市側か ら①個人情報保護による町会・自治会活動の制約②役員のなり手不足③集会所当の確保④町会・自治会未組織の地域に組織を立ち上げるための支援ーーという4 点の説明が行われました。

 これを受けて私からは、会館を持っている自治会・町会は6割しかなく、新たに整備するのは財政上困難なため、借り上げ 式で空き店舗に常設会場を整備するなど新しい手法の具体化を検討するよう訴えるとともに、火災が発生した際、焼け出された人の一時避難所として使われる町 会・自治会館が少ない対策として、市民センターなど付近の施設を活用できるように検討を求めました。

 また、町会・自治会の組織化推進に関して は、そうした地域の中にも大規模地震への備えとして自主防災を立ち上げる動きが出てきているため、自主防災をコミュニティ組織として尊重し、将来的に町 会・自治会へと育てていくことを意識して、求められている市役所からの回覧情報の提供など、町会・自治会並みの対応を柔軟にとっていくべきでは、と指摘し ました。

 

 

■ 高木美智代・衆議院議員と事務所で面談 2013.2.2

  芸術活動に関する要望、意見交換のため、ある著名な美術の先生とともに2月2日(土曜)、衆議院第2議員会館(写真)に高木美智代・衆議院議員を訪ねまし た。通常国会の会期中とはいえ、土曜日ということで国会周辺、議員会館も閑散としていましたが、高木議員は1時間余をかけ、本当にじっくり要望の主旨を聞 き取ってくれました。地方議員が現場の声を聞き取り、国会議員に繋げ、直接話し合うことで問題の根源に迫り、解決の方途を見つけ出していく・・・。公明党 のネットワーク力は、胸を張って誇れる財産であると改めて感じました。

 

 

 

 

■ 東村都議の街頭演説に同行 2013.1.31

 公明党八王子総支部として1月31日、JR八王子駅北口の東急スクウェア前で街頭演説会を行いました。弁士は東村くにひろ都議で、小林信夫・市議会公明党幹事長が司会を行いました。道行く人から声援をいただき、短い時間の演説会でしたが、手応えのある内容となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 神奈川県の介護ロボット活用現場を視察 2013.1.30

  八王子市議会公明党の議員団として1月30日、神奈川県の介護ロボット普及推進センター事業を視察しました。公明党の鈴木秀志・神奈川県議の議会提案によ り、2012年度から介護ロボット普及推進センターの事業がスタート、同年8月に特養ホーム“芙蓉苑”と長田病院に5機種31台のロボットが導入されまし た。港南区にある2施設を訪問し、介護現場とリハビリテーションにロボットが活用されている状況を視察したものです。(写真1枚目:芙蓉苑さんで説明を受けて いる様子。ロボット掃除機ルンバもあります)

 

  人型ロボットの“PALRO”(写真2枚目)は富士ソフト社が開発したもので、自己紹介やダンスをしたり、人の話しかける声にも応答します。施設内のWi- Fiを介してインターネットに接続しており、「ニュースを読んで」「明日の天気は」などの問いかけに、リアルタイムの情報を可愛らしい声で伝えます。デイ サービスのホールで、約35人を相手にクイズゲームをする様子を拝見しましたが、決して退屈することのない上手なやりとりを展開していました。1台70数 万円する“PALRO”は、この施設で5台導入しているということでした。

 

  デイサービス・フロアのあちこちで「フーン、フーン」と愛らしい鳴き声が聞こえていました。アザラシ?型のメンタルコミットロボット“パロ”が、利用者に 抱っこされて、撫でられたり、声をかけられるたびにまつげの長い瞼を開けたり、鳴き声を放つのです。癒しや認知症ケアに開発された“パロ”は、会話の内容 を認識して言葉で返すことはできませんが、優しい扱いには優しく反応し、手荒な扱いには若干怒った感じの反応をするそうです。12台導入されていますが、 人気殺到。私も抱っこしてみましたが、利用者の皆さんと同じく、目尻が下がってしまいました。

 

  長田病院では、サイバーダイン社開発の自立支援用ロボットスーツ“HAL”の活用状況を視察しました。左の写真でおわかりのように、白色の装着具がそれで す。リハビリ患者さんに着けたセンサーで体の微弱な電流を感知し、体を動かそうとする方向にモーターが駆動し、関節部分などの動きをアシストします。駆動 している間、左右の足の動き、重心の移動などをパソコン上でトレースしており、つくば市のサイバーダイン社にオンラインで情報提供しているそうです。患者 さんのいきいきとした表情が印象的でした。

 介護ロボットの導入例は、私も様々な現場で見るようになってきました。ロボットと言っても、入浴介助リフトもその一つで しょうし、何パターンかの声を出す人形やぬいぐるみなどもそうでしょう。ただ、今回視た“PALRO”や“パル”は認識能力や学習能力の面で従来と一線を 画し、SF映画などで見たロボットやアンドロイドの働く社会が近づきつつあることをリアルに感じさせてくれました。ロボットスーツも今後、間違いなく急激 な進化を遂げることでしょう。神奈川から始まった介護ロボット普及推進センターの動きは、急激な需要増加が避けられない介護分野を対象とするだけに、発展 のポテンシャルが強いことを感じました。

 

■ 遊説カーで街頭演説 2013.1.27

 1月27日(日曜)、美濃部市議と遊説カーを使っての街頭演説を市内3カ所で行いました。陽気も良く、わざわざ買い物の足をとめて最後まで聞いて下さるご夫婦、学生さん達もいらっしゃいました。話す内容をしっかり準備しておいて本当に良かったと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 南大沢駅前で朝の挨拶立ち 2013.1.25

  1月25日(金曜)朝、美濃部市議と京王南大沢駅と三井アウトレットモールの間で挨拶立ちを行いました。連立政権の発足に期待がかかる中、いよいよ翌週月 曜(1月28日)に通常国会開幕というタイミングであり、被災地復興支援、防災減災、景気経済対策などを柱とした24年度補正予算、25年度当初予算の特 徴などをご紹介しました。朝の駅立ちの写真を撮る機会がなかったので、美濃部さんに撮ってもらいました。

 

 

 

 

 

■ 議会基本条例素案準備会の答申を議長に提出 2013.1.21

  八王子市議会の改革に向けて、大きな一歩を踏み出しました。議長からの議会基本条例策定に関する諮問を受け、各会派代表で構成される素案準備会で議会基本 条例をどうすべきか協議してきましたが、ここで素案がまとまり、1月21日に答申したものです。23年10月の諮問から1年3カ月、実に16回に及ぶ会議 で議論を行ってきました。

 条例素案は総則、市民との関係、市長等との関係、議会の運営及び体制、議員の政治倫理・身分及び待遇、最高規範性及び 見直し手続ーーの6章立て。議会、議員の活動原則を規定するとともに、委員会の議員間討論、一般質問の一問一答方式導入、市民との懇談の場づくりなど、 様々な改革が具体的に盛り込まれています。最高規範性も明示しました

 

 前身の条例検討会からメンバーとして関わり、この素案準備会の中でも、市 民に信頼される議会、市民に開かれた議会へと改革するため、議会基本条例が必要であると積極的に取り組んできました。当初、会派間で思いに異なりがありま したが、激論、議論を重ねた末、最終的に互いの意見を尊重しあって良い内容の素案が出来たのではないかと思っています。これから市民の皆様の意見を聞きな がら、最終的な条例案が策定されます。市民の皆さんのご意見をお待ちしています。

 

 

■ 八王子医師会と厚生委員会の懇談会 2013.1.15

  八王子市議会の厚生委員会は1月15日夜、本庁舎の委員会室を使い、八王子医師会の孫田会長をはじめとする役員の皆さんと懇談会を行いました。地域医療施 策を審議する委員会として、最近の医療現場における課題を伺うことを主旨に、厚生委員会から医師会に申し入れを行い、実現したものです。懇談会で意見・情 報交換を行ったテーマは、①予防接種②がん対策③生活習慣病対策ーーの3つです。

 特に予防接種については、南多摩医療圏5市の相互乗り入れ拡充 に関する要望をいただき、委員会として今後、どう取り扱うか協議していく考えを伝えました。1時間の予定で組んだ懇談会でしたが、“目から鱗がおちる”お 話しもあり、結局1時間半以上、終わりが9時過ぎという充実した懇談会となりました。

      (写真:委員長挨拶に立つ私・村松)

 

 

 

 

 

■ 七国6丁目町会のどんど焼き 2013.1.14

  1月14日午後、七国6丁目町会のどんど焼きを見に宇津貫公園にお邪魔しました。成人式の後、まず小山内裏公園のどんど焼きに行こうと横浜線(八王子→橋 本)、京王線(橋本→南大沢)と乗り継いだのですが、雪が積もってダイヤが大幅に乱れ、さらに南大沢駅から小山内裏公園まで歩くのは無理と判断。結局電車 で戻り、バスを使って宇津貫公園にたどり着きました。暖かい火で本当に体が温まりました。

 

 

 

 

 

■ 大雪の中の成人式 2013.1.14

  記録的な大雪の中、平成25年八王子市成人式が1月14日、オリンパスホールで開催されました。昼過ぎから降雪が強まり(写真)、時々水平に雪が降りまし たので、着物の女性は大変だったと思いますが、色とりどりの晴れ着姿で場内は壮観でした。本市の成人式参加対象者は7,774人と、昨年を163人下回り ました。ここ数年、減少傾向にあり、平成21年に比べると710人の減です。しかし、実行委員会の皆さんの努力も大きく、成人の主張もアトラクションも本 当に素晴らしい、感動的な成人式でした。

 

 

 

 

■ 消防団の出初式 2013.1.13

  新春恒例の八王子市消防団出初式が1月13日、市役所近くの浅川河川敷で盛大に開催されました。今年の参加団員は1,015人で、参加車両は27台。晴れ 渡る空の下、12分団の全団員、そして消防記念会、消防少年団の皆さんがキリッとした表情で一堂に会する姿は壮観でした。今年も無事であれと祈るような思 いで、出初式に臨みました。

 昨年の市内の火災発生件数は176件と、前年を79件下回ったそうです。200件を下回るのは、昭和43年以来とのこと。ただ、市内

 

の出火原因の実に4割が放火で、火災を未然に防ごうと「火の用心」の見回りに励む団員の努力にも頭が下がった次第です。

  出初式では表彰・感謝状授与などの後、各分団の分列行進(写真右上)が行われました。消防記念会による「はしご乗り演技」も多くの市民から拍手喝采を受け ていました。出初式の最後を彩るのが、一斉放水です。近くの鶴巻橋の上にも多くの市民がカメラを構え、その圧巻を見届けていました。

■ 党東京都本部の賀詞交歓会 2013.1.11

  公明党東京都本部(高木陽介代表=衆院議員)の新春賀詞交歓会が1月11日、都内で開かれました。山口那津男代表、太田昭宏国土交通相のほか、自民党の石 破茂幹事長、石原伸晃環境相、さらには政界、経済界・労働界などから多数の来賓が出席しました。政権与党に復帰し、野党の時代より明らかに千客万来の勢い を増した本年の賀詞交歓会でした。

 席上、山口代表は緊急経済対策の閣議決定を踏まえ「『10兆円規模の大型補正予算をすべき』と訴えてきた通りの結果を出すことができた。月末には補正予算を国会提出し、速やかに成立させ、実行に移したい」と強調しました。

  さらに、今夏の都議選に触れ、「東京は全国に先駆けて新しい時代を先取りする政策を生み出してきた」と、福祉や経済、街づくりなどの分野で政策実現をリー ドする公明党の勝利を訴えました。参院選についても「与党が過半数を取ることが何より重要で、選挙協力も加えて目標を達成したい」と述べました。

 この日の賀詞交歓会では、参院選予定候補者の山口代表(東京選挙区)、平木だいさく党国際局次長(比例区)と共に、都議選に挑む23人(写真下)、小金井市議選予定候補4人が紹介されました。

■ 八王子城跡を視察 2013.1.9

  挨拶まわりをしながら、八王子城跡まで足を伸ばし、昨年完成したばかりのガイダンス施設(写真左)を見学しました。御主殿の様子、落城の模様などを再現し たビデオを見、かなりイメージが明瞭になった気がしました。トイレも立派で申し分ないのですが、折角の施設なので、お茶を飲んだり、食事できたり、キャラ クターグッズも買えるなど、来館者を喜ばせる何かがあっても良いような気がしました。

 

  古道を歩き、御主殿跡の方に向かっていくと、ちょうど御主殿の敷石を配備する工事が多くの作業員の手で行われていました(写真右)。春までには御主殿の床 (高床)まで出来上がるそうです。そこから先はどう整備されるのかというと、まだ何も決まっていませんが、関東屈指の山城として名城入りした八王子城跡で すので、御主殿本体も再現できればと思いました。

■ 2013年の新春街頭演説 2013.1.2

 2013年が幕開けし、公明党八王子総支部は1月2日、東村都議(総支部長)を中心に新春恒例の街頭演説会を開催しまし た。10人の市議が分担し、市内3カ所で総支部長とともに街宣活動を行い、私は南大沢駅前でマイクをとりました。寒く、そして風の強い日でしたが、足を止 めて聞いて下さる方もおられ、勇気凛々の街頭演説となりました。